連帯債務・保証・連帯保証と時効中断②【#民法】

本日は,保証と時効中断について見ていきます(連帯債務・保証・連帯保証と時効中断①はこちらから)。

保証と時効中断をマスターするためには,「付従性」の概念を理解することが重要です。

「付従性」の定義を何も見ないで書けるでしょうか??

書けない方は,各自テキストを確認するようにしましょう。

保証と時効⑴


その考えを活かせば,「丸暗記」しなくても,事例を分析していくことができます。

ポイントは,ある行為が,主たる債務者が行ったもの(主たる債務者に対して行われたもの)か,保証人が行ったもの(保証人に対して行われたもの)かを,正確に読み取ることです。

「請求」でも「承認」でも,主たる債務者が行ったものであれば,「付従性」によって,保証人に効力が及びます

まずは,このことを正確に押さえておきましょう!

保証と時効⑶


保証と時効⑵



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連帯債務・保証・連帯保証と時効中断①【民法】

連帯債務・保証・連帯保証と時効中断①

連帯債務等と時効中断が苦手な方が多いので,解説する記事を書いておきます。

本日は,「連帯債務」の部分です。

ポイントは,「連帯債務において,一人に生じた事由は,原則として,他の人に影響を及ぼさない」ということです。
すなわち,原則として相対的にしか効力が生じません。

それゆえ,「債務の承認」がなされても,その時効中断効は,債務の承認をした者との関係でしか生じません。

(なお,債務の承認は,147条3号で時効中断事由とされています。その点は,具体例とともに,別途復習しておきましょう。)

一方,債務の弁済など,例外的に,一人に生じた事由や,一人が行った行為が,他の連帯債務者に影響を及ぼす場合があります。つまり,「絶対効」が生じる場合があります。

その一例として,434条で定められている「請求」が挙げられます。

ここで,どうしてこの論点を間違えてしまうのかを考えてみると,おそらく,「債務の承認」も「請求」も「時効中断」という点で共通しているため,勝手に「承認も時効中断効が生じるのだから絶対効が生じる」という勘違いが発生しているのだと推測されます。

似ているものを,勝手に結びつけてしまうことは多々あるので,そういうことはないように注意しましょう。

画像である程度整理できると思いますので,参考のうえ,論点を整理しておいて下さい。

重要なのは,434条は,「請求」としか定めていない点です。
「承認」とか,「時効中断効」などと定めていません。

こういうところを意識して押さえていけば,連帯債務と時効の関係を間違えることはないと思います。

何度も何度も間違えてください。

間違えないと覚えられません。

間違えを恐れて問題演習しなければ,ずっと,「苦手」なままです。

この論点は,覚えてしまえば確実に正解させられますので,プロ野球選手になるための「ノック」のように,数え切れないくらい整理を試みましょう。

押さえ方のコツは,何もない紙に,画像のような整理を書けるかどうか自分でテストを行うことです。

書けるようになれば,択一式や記述式で出ても,間違いなく正解させることができるでしょう。

このブログの記事も利用しつつ,「苦手」を「得意」に変えてください!!



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プロフィール
法律学習コンサルタント。 司法試験,行政書士試験,公務員試験,自治体法務研修,学校リスクマネジメント研修等。

安田貴行

Author:安田貴行
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